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FAQ
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set.html / setset.html

君の骨にひっかけた
ゆるされるなら骨になっても
骨の髄まで極彩色
こぼれた呼吸
きみの指に甘える

鼓動も呼吸も溶けてしまえ
君のなごりが残ればそれで、
痛みに慣れた心臓はワルツを踊れ
幸福感染者
腐ったりんごの美しい完成

死んだ瞳に花を植えよう
しあわせな背中
白より透明になりたい
夏の手
回転する呼吸のように

Good bye,good bye,hello!
きみが泣いてる間に落ちた金木犀の数さえ覚えてる
神様の背中
夢の終わりの首吊り台
爪の先で心中

火葬の煙と消えた指
折れる>しなだれる
ゆっくりと消えるびいどろのやわらかさは理想を腐らせる
あなたが死んでもわたしは泣かない(泣く暇もなく共に)
依存はどこまで現実と同化出来るのか

最も幸福な瞬間に呼吸をとめたい
嘘のなかに潜むしあわせにきっと僕らは依存して生きている
この身が絶望に染まろうとも見上げた空は変わらず青かった。
ランニングフィッシュ
晴れた日はここよりもどこか遠くへ

深海魚の存在理由
水葬アルペジオ
骨まで冷えた海の色
やわらかい深海
くるくるまわる深海魚

やさしいゆめをみればいいよ
唄う鯨
We came crying hither. 
あそこには私の死体が眠っているのです。
空ごと全部飲み込んで

花に魚
心を食べてしまえたらいいのに
雨の心臓
神様ゆらら
ゆるりと無く絶望にも似た

銀のスプーンで海をすくった
やさしいやさしい雨が降る午後
溺れて沈んで眠りたい
踊る魚
群青色の群像

ふたりでいてさみしいよりもひとりで
溺藍
マングローブはわたしの墓標
メランコリックに溺れない
夢を見なくて済むなら樹海に眠る

心臓を水葬
雨が乾いたら生まれ変わろう
毎日は少しずつ痺れていく
遺骨にさえ縋れない
いつか百合の咲き乱れるあの庭で

回遊魚の宇宙
樹海に眠る魚が見た夢は、
魚の夢は白い骨(魚夢白骨)
きみの指に奪われるなら本望だ
世界は深海にゆれる

化野を漂えくらげよ
ふたり、死すら溺れるこの場所で
金木犀のイデア
煙とともに
春 ともしび 桜溺ゆ

金木犀だけが鮮明な時間にあなたを失ったとして
いつかさよならする日はすべてを置いていくから(此処に)
あなたを飲み込んだ世界がいつか果てることを願います。
白より透明な世界は染まりやすい
ゆめのように

ゆるりさらりとなく残酷に
ある晴れた雨の日
死に逝く蜂蜜がこぼした嗚咽
たとえようもなく幸福なのは
Name of Rose.

あなたとなら心中してもいい
しなやかな欲望に背を向けて
脊髄まで甘くなったら食べちゃって
どうかどうかなにもかも見えないように
理性も焦燥も寂しさもまとめてゴミ箱に

ただ触れることすら、
蜜でも毒でもかまわない
白が過ぎる
まろやかな骨
どろり、とけて

depending isotope
心音 / 呼吸
ソーダ水に溺れる
ゆるやかにしなやかに
蜜蜂とインディゴブルー

卵を温めるだけの飼い猫
腐り始めた幸福は苦い味がする
余白の想い
イコールの隣で
トワイライトメロディ 

やわらかな祈りにも似た
蝉はもう鳴かない
and world end
なきひと 
everlasting lullaby 

音の無い
洞狂い
雪に嘯く
あなたが帰る場所になりたかった
夜にかみついて

戸惑うばかりの白夜に
子宮と指先
とかげのまる目
刹那の幸福を食んだ少し前、
さみしくて眠たくて満たされない

水槽で飼われたい
きみは静かに消えるので、
呼吸もゆるされぬ世界へ
神様と心中
羊水のやさしさをきみと

ペンキをぶちまけたような青空は絶望の入り口だった
花残月にきみのそばで
千年経てばきみも屍
てのひらのしたのなみだ
灰色の目に埋まる愛欲もどき

きみは白紙のゆめをみる
鬱血するゆめ
さだめを知る骨
Goodbye mother,goodbye father,goodbye God. 
目蓋を閉じるたびに、生まれ変わる

終わってしまう、と知っていたから冷たいままで
双子の幸福
あいしてると泣くまえに咽を突こう
目覚めるけもの
ぬるい眠りに身を投じ、

黄緑色の鴉が鳴いて
さよならカーニバル
まだ見ぬ春を頼りに
神様が逃亡
白咎

雑音と眠る
ニアリーイコールな恋
笑うしゃれこうべに緑の手
青ひ星へ
生きよう、と思ったとき 君がいないのは少しさみしい

ゆめの終わりはすぐそこ
真夜中でもないのに
噛み跡くらいゆるして
ゆるすくらいはできるけど
極光をひきちぎる

鬱血が消えるころにさよならを
灰に嘯く
あなたがあまりにやさしく笑うものだから、
わたしの躰が花になれば
あのうそを覚えてる?

桜痴
雨を呼ぶけもの
No name monster
スプーン一掬い分の幸福
桜と雨と白いシャツ
春わずらい

密やかな指先
嘯いて
死ぬには美しすぎる朝
生きると啼いて
感じるだけなら、なにも

回遊回帰
纏て傍に
吐息越しの逢瀬
リミットまではあと3分
あおいろくれないみどりととけて

黎明が霞む
翳りを知らぬ青
いつか消えると知っている
約束にさえならず、封じ
雨に宿り、夢で

紫陽花恋歌(れんか)
星の声
六連星を探して
海底で呼吸する

いつか滅びのゆめをみる
目を塞いでしまえばわからないよ
惑わしの森緑
こぼれた涙で溺死する、骨の恋
うそよなく

うつしみにはほど遠く
底にだって花は咲くもの
四つの国のお伽噺
涙色の惑星で
蜘蛛の糸はぼくには見えない

楽園から消えた君へ
最期の呼吸は星になる

ヘマタイトの呼吸
北極星にネモフィラが咲くまでに
星守
ラブレター・フロム…(Love letter from…)
あなたの声も、温度も、知っている
のみこんで のみくだして それでおしまい
あなたがいなくなるゆめをみた
摂氏38度の祈り
恋では死ねないいきものです。
息づく海底
吐息だけちょうだいな
君の声が聞こえない距離で
蓮の上で微睡む

愛で咲く花があれば、それは


水面にて金色の雨を見る
藤咲いて墓になる
あなたの願いが叶う頃に月は沈むでしょう
鯨はアンドロメダを夢見るのだろうか
虹紡ぐ指先
さくらたゆたうみなも
星が泳ぐ夜明けに
春の呪言
帳下りて蜜をたたうは春色の
これにて終幕



We came crying hither. ※(私たちは泣きながら生まれてきたの) / トワイライトメロディ ※(子守唄のイメージ)
and world end ※(And the world is over. の造語) / なきひと ※(泣き・無き・亡き/人・他人・日と・火と・非と・灯と)
everlasting lullaby ※(終わらない子守唄)
Goodbye mother,goodbye father,goodbye God. ※(さようなら、愛しい人たち。そして神さま)