# 君の骨にひっかけた (#d3d8c2)
# 喉仏にふれる舌 (#cc6666)
# ゆるされるなら骨になっても (#488995)
# 潰れてしまうなら(骨まで) ■ (#820551)
# 骨の髄まで極彩色 ■ (#00cc00)
# 到るために断ち切った薬指 ■ (#9974ab)
# 腕に残る爪跡 ■ (#ff9999)
# うそに晒された目は何を想う ■ (#cccc99)
# こぼれた呼吸 ■ (#a3ccc5)
# きみの指に甘える  (#e6ffe6)
# 鼓動も呼吸も溶けてしまえ ■ (#ddcccc)
# 声が届くなら足掻いたりしなかったよ ■ (#014a7f)
# 鎖骨を辿る白すぎる指先  (#dcdcdc)
# 袖からのぞく噛み跡 ■ (#cc0000)
# 君のなごりが残ればそれで、 ■ (#20a0c0)

(一部もえおだにて作成)

***











* 青にまみれた唇で貴方にキス(さてどこにしようか)
* あなたとなら心中してもいい
* ならば真白になって
* いっそ軽やかなステップで(踏み潰そうか)
* しなやかな欲望に背を向けて
* 脊髄まで甘くなったら食べちゃって
* 東雲色のつま先
* どうかどうかなにもかも見えないように
* 理性も焦燥も寂しさもまとめてゴミ箱に
* 突き刺さる痛みはいつか手離せるかな
* 変わらないものだけ瞼に焼き付けて


梅雨大にて作成)

***

















# 紅差し指で音をたどる
# 熱に浮かされたその鎖骨に
# ただ触れることすら、
# 舌をのばして
# ねだり続けただけ
# 蜜でも毒でもかまわない
# 吸い込んだ匂いに涙がにじんだ
# 白が過ぎる
# 戯れの連鎖
# 消えないんじゃなくて消さないの
# まろやかな骨
# どろり、とけて


(一部春大にて作成)




***














青過ぎた緑
ひとり心中
星々の祈り

青ひ星へ


***











ゆめの終わりはすぐそこ
灰色のゆめをみる
色づく過去
悲しみに色はない





***
















紫陽花恋歌
ひっかくだけならねこでもできる
遊色の墓標
果ての海にて
あなただけが愛だった
また来世





***














星の虚にて君を呼ぶ
数多星屑
星々のスープ
星吐くくじらの墓標
星の声





***














桜の木の星栞
謎解き遊びの追いかけっこかくれんぼ
六連星を探して
秘密箱に隠した愛情
青い石になったふたり
ばけもののうそをあいしてくれますか
眠れネフィリムの子らよ
Everything in my home.






***














最果ての楽園
海の底
永久凍土に隠した種
海底で呼吸する
地の底で叫ぶ






***














目蓋をとじて会いにいく



愛するだけなら簡単だった
涙雨をいつから知った?
タイミングの悪い昼下がり
ノック・ノック・ノック
イノセントではいられない
夏虫色に染まる
いつか、また

雨上がりのまぼろし

匂いだけが届く
夢の通い路に溺れる呼吸
欠けて満ちて、満ち満ちて
雨もいつか海になる
めぐりめぐるなら、目を閉じても
かさねしるべ
あなたの声も、温度も、知っている

夏至にとけた音
背中合わせで見た晴れた空
まだおぼえてる、声も、何もかも
空白空間雨ざらし

フローライトからこぼれる
アクアマリンは目を閉じる
ゆれた白い袖は誰が為に
ゆめが集る場所へ

星泳ぎの旅は透明な祈り

あなたにふれたらきっと泣いてしまう
星が揃うまでのひと時

ブループロジェクト
こぼれ、とじて、きえていく
うそはつかないで
アルビレオの拍動

余白が満ちる

刹那であろうとあなたが唯
いつか、また雨が巡るころに
ふれられないのがさみしいだけ
ルビーがとけた空
明日いなくなるなら言わないで
目が眩むほどのまぼろし



(あなたのいない雨上がり 提出)






***




















星だけを見上げる
月になど帰さない
夜だけの通い路

のみこんで のみくだして それでおしまい

ふれたらきっととけてしまうだろうから



(パジャマで夜長 提出)











***














あなたがいなくなるゆめをみた
囲いの中でまもられる
恋と呼ぶには遠すぎる
希うことが赦されるなら
現もゆめもおなじこと
目に写る嘘
与えられるなら傷でもよかったのに
薄膜越しの逢瀬
いつかの祈りがとけていく
声だけが聴こえない
微睡ながら待っていて

愛し哀しと泣くくせに
今のうちに祈るだけ
戀だと嘯くことすらできない
誰かの呼吸に隠れて
寝顔を見つめたあの夜に

いいこだね、なんて

夜の国の子守歌を
残響、そして
満月のお味はいかが?
いつかふれたゆびさきにとどくまで
願いを忘れることができたら
自由などとうに
鏡と夢とそれから、水音
水になれないまま
薄氷の上でShall We Dance?
漂う呼吸とH2O
悲鳴薄明、扉の向こう
拐かして、攫って、
水も鏡も同じなら


(鏡の中のお題 提出)






***