2008年1月から6月の間、一日一題または一散文企画のログ。


January
深海に群青 / インディゴの雨 Rain of the indigo. / 雨が降る前に目を閉じてしまえばいい。 / いつか見た夢の神さま God of the dream that I watched sometime. / 神様に祈った日 The day when I prayed to God./ デイドリーム、そしてたった3分の抱擁 A daydream and the hug only for 3 minutes. / うそを食んださかな The fish which ate a lie. / 何者にも侵食されず、朽ちていく Invaded by nobody, but it only rots. / 雲の通り道 / 窒息するのは鏡に映ったわたしのはずだった / 炭酸水ピアノ / ピアニシモ共鳴 / いつかの欲望がありふれた呼吸にふれた / たとえば朝焼けのように / メタファに消失 / つめたい欲望、さらり鳴いた / 泣いて笑って、それから / 空々遠き / 消えた世界に骨を埋める / 埋没していく想いは壊せない / ないものねだりの極楽鳥 / 天国への道しるべ Signpost to heaven. / しるしと紅茶とアマリリス / 金木犀が眠るころ When the sweet osmanthus sleeps. / ろうそくの鬼ごっこ / 個であることの淋しさよ / さよならだけがわたしをきざむ Only the goodbye carves me. / 時間がない空間 / 多次元、涙 / にじんだ惑星 / 青い星の呼吸は白濁に





Feburuary
白に狂う雨 / 雨音を泳ぐ / Good-bye,good-bye,good-bye. / あなたを神さまと呼ぶのはもうやめた / たまに遇う秘密 / 心臓よりも奥底にあるとすれば(それは) / 花の毒 / くゆる ゆらゆら / 水底の空 / 星のない夜に / 鈍色が虹を染めるなら / 羅針盤に憧憬 / イデアとロゴス / あの暖かな月を壊す 弱さをください。 / 音をなくした世界に / 溺れるものの存在は / 求め 与う(幸いなるかな) / なにも、そして / てのひらに残像 / 海に宿る / 心臓よりも近い場所で、独占していて / 手紙につめたクローバー、届きましたか? / 深緑には程遠く / くるみ色の夢の切れ端 / あくる日の白濁 / ミルクポットのラプンツェル / 細糸で首をくくる みたいに / トワイライトルビー / あなたの爪が届くところ、に

【音をなくした世界に (関連お題)】
這い蹲る、想い:見上げる、望み:目をそらした、色:差し出した、時間:似つかぬ、心臓: うわずった、焦燥:透きとおる、欲:嘯く、呼吸




March
世界の果てまで追ってきてくれたら / 少しだけ本音を零してあげてもいい / できるだけ静かに それが終わる瞬間を / アストレアと共に(見届ける覚悟があるのなら)/ 変わっていくわたしも 変わらないわたしも / 灰のようにあまく 蜜のように苦く / それぞれに もどかしい / 恋とは少し違う狂気に手を伸ばして / 裂ける割ける避ける、咲ける わたしは / ゆっくりと100万回の / 絶望にだけ、染まる(希望などは遼か遠くに投げ捨てた)/ 変化する昨日が一塊の細胞になるまで / サンジェルマン伯爵の娘は革命に留まる / ある日の日記と神様のしくじり / 曖昧な星々に傷痕つけた / 連立世界の御伽噺 / 逃げ水の中で泳いだ / 群れる青 / あれほどまでに悲しい獣をぼくは見たことがない / heavenly flamingo ヘブンリィフラミンゴ / さくら願い / いつかの薫りに憎しみと哀惜 / 口封じにきらきら / 星の自傷行為 / 棘は蜜色 / あまやかさに嫌悪 (ひたすら) / 心臓だけはこんなにもあたたかいのに / 蘇生された心臓 / 心臓落とした愚か者 / ダミーフェイス

【桜三題】
桜にまぎれた無垢に:ゆっくりとつぶやくように桜は:桜にゆれる刃
【心臓と愚か者について論述せよ】
道を踏み外すは愚か者:愛すべき愚か者:心臓落とした愚か者:心臓はただひとつ




April
卯月の空言 あなたにあげる / メタリックな喜雨 / end end end World end over おわるおわるおわる、世界が。なにもかも / 写真に想いを封じ込めて / アクアリウムは白濁に消える / いつかの鼓動がいまになって / ちぎった / 星の棘 / 骨だけで呼吸はできるかな / ゆめの底で会うのを待っているよ / ともすれば許容のような夜に / 染まる遺伝子 / ひとひ、ひととせ、ひとめぐり(イコールでつなぎあわせて) / 爪先立ちの祈り / スワロウネバーランド Swallow never land / ディーヴァラヂヲ / 溶ける月 / ともしびの行方 / 朝焼けににじんだ / 砕けたままでいいからわたしを愛でて / 羊水のあたたかさをひっそりと / 隙間から見える海 / 青にとどまる / 愛でないことを願っているよ / 神さまと消えた わたしを待ってて / さよならだけを繰り返し / 鈍い棘がわたしを潰していく / ぼくの願いがいつか粉々になって消える日がきますように / Long long good bye. 長い長いさよなら / まひるの海に

【七題】
かみさまはうそつきだ:ゆめで救われる:哀れむなら:いつかの:壊して 壊してよ:よりしろ:ちぎった
【五題】
このぬくもりも痛みも:あのときもらったことばに混ざったうそさえ: その心臓の音とおなじ速さで:消えていけばいいから:愛でないことを願っているよ
【三題】
さよならまでの距離:さよならの音:さよならだけを繰り返し




May
劣化していくこもれびを背にのせて / 小指に嫉妬 / 赤を白濁で汚す / 羊たちの眠りを破壊してから / ほろほろ星をふりかける / 青に痺れる / このぬくもりだけが僕を繋ぎとめる / 心臓ってあったかい? / 残像さえもすり抜ける / わたしを繋ぐ細糸がなくなればいいのに / 神さまの両手 / 夏が塞いだゆめ / 雨上がりに消えた / 喪失は過去を想い幸福は未来を願う / 欠けた左手には / あの日落とした星屑を / 真夜中だけのあたたかさ / 食んだぶんだけ返して / 密やかな支配 / ひたり瞬く / 重ね合わせた願いの果て/ 欠けた爪で夜をひっかく/ 蝶を食べたこども/ ルビー・ラヴァー/ 脈打つわたしを覚えていて / 来たる日の晴天に とける / 忘れないことが復讐でもあるなら忘れることも愛なのだろうから / 流動する矛盾のいのり / 見つからない耳鳴り止め / くるくるこんぺいとう / 雨に雨に雨に、

【五題】
ゆめをみたの:しあわせで愚かな:青に痺れる:どこかで骨の砕ける おと:神さま、わたしは、
【五題】
瞬きを忘れる:美しいだけの君を、:秘められた羽音:このぬくもりだけが僕を繋ぎとめる:奥底に性感帯




June
容すなら、白に塗り替えて / 紫陽花日和 / 吐息に混じる嘘 / うそうそ時にゆれる / 天国にピエロは要らないよ / 春洞 / あの日 泡になった君は / ゆめにかくれる / 虹を潤す / ひらりひらり 金魚か蝶か / 最後はふれるだけがいい / 砂粒の落ちる音 呼吸とともに / このまま世界が止まったらあなたはわたしと一緒に逃げてくれますか? / 祈るだけで済むのなら私は此処に立っていない / 罪状は過度の幸福 / エンドロールは影法師 / やわらかに目を塞ぐ / さよならに体温はいらない / ひとりだけどふたつ / ふたり分の沈黙は肌に馴染まない / 嘘にまみれたならば / エタノールと共に / 這い登る呼吸。奪われた指。褪せたピアノ線。/ 囁いたことばは既に渇き憂えた / ほころび とどめて / 残された答えを繋ぎ合わせて / 終わりのない鬼ごっこ / 君ばかりが消えていく / 胎児がゆめみる木馬は桜の木 / 一瞬であることの尊さよ